ヒースロー空港のタクシーの乗り場にはロンドンタクシーが次から次へと入ってくる。
ロンドンタクシーといえば黒のボディーという印象であるが、
最近ではラッピング広告されたものもあり
カラフルなロンドンタクシーも見受けられる。
非常に効率の良いつくりになっているロンドンタクシーは、
まず運転席横の助手席はなく、
大きなトランクなどは直接助手席スペースに積み込めるようになっている。
乗客はすべて後部座席に乗り、
3名分のシートと向かい合って座る2名分の折りたたみシートがあり、
最大5名が乗車できるようになっている。
通常の乗用車ではなく、少し背の高い車体は、
山高帽をかぶったまま乗れるようにとのこと、
いまでは、車椅子もそのまま乗車ができるようになっている。
エンジンは最近では日産自動車が提供しているというような噂も聞いたのだが、
これは未確認情報なので参考まで…
さて、ヒースロー空港から、ロンドン市内までのアクセスは、
電車、タクシー、バスなど様々な方法がある。
ちなみに高速鉄道のヒースローエクスプレスを使うのが、
最も早くて確実な方法である。
タクシー、バスに付いては空港周辺と市内が混み合うことが多く、
時間が読めないことが多いので特に飛行機の出発時間が迫っているときはオススメしない。
金額の目安としてはバスが一番安く、
次にヒースローエクスプレス、そしてタクシーの順に割高になる。
我々のように3名であれば、タクシーとヒースローエクスプレスではほぼ同じ価格程度になる。
空港から、ロンドン市内まではタクシーであれば高速道路にのり、
約1時間程度のドライブである。
日本と同じく右側通行なので、イタリアやフランスと違いとても安心感を感じる。
この日は市内まではとても順調に進んできたのだが、
やはりロンドン市内は混み合っており、宿の前までは1時間以上かかったのである。
さて、今宵の宿「RAC」のお話をしよう。
RACとはロイヤルオートモービルクラブの略であり、
ロンドンでも有数のジェントルマンズクラブなのである。
↑RACの正面
イギリスのロンドンらしい石造りの重厚で瀟洒な佇まいのRACの外観。
ここに宿泊できると思うと否が応でも気分が盛り上がる!
では、一体ジェントルマンズクラブとはどんなクラブなのだろうか?
次回ブログではこのRACというジェントルマンズクラブについて書いてみたいと思う。
つづく