おいしいピッツァで腹ごしらえもおわり、またナポリ散策がはじまる。
とにかくこの日はナポリを歩くことが目的であったので、また再び歩き始める。
ナポリの街も道は石畳がほとんどで、自動車はパタパタと音を立てて結構なスピードで走っていく。
やはりサスペンションは早く傷んでしまうであろう…
さて、ナポリの街のスナップをご覧いただこうと思う。
通りの両脇には昔ながらの石造りの建物が立ち並び、イタリアならではの風情を醸し出している。
フィレンツエに比べ建物が少しカラフルなような感じがする。
南国だからであろうか?
廃材(バケツや洗剤の容器など)を使用したパーカッションで器用に演奏するストリートミュージシャン。
通りにはマーケットがならび、カラフルな野菜や生鮮食品がならぶ。
こんなカジキマグロも!
そしてナポリの繁華街の中心にそびえ立つこの建物は…
洋服好きの心を掴んで離さない色気ある仕立て、ナポリ仕立ての礎を築いた名サルト「ルビナッチ」である。
まさにお城であり、その片隅にさりげなく店内への入り口がある。
だがしかし、大概のお店に入ることには躊躇しない我々も、このお店(お店というのもどうかと思うほど…)の放つオーラには圧倒され、ドアを開けることすら出来ず店頭で記念撮影だけさせていただいた。
そうこうしている間にも大柄な黒人が、ブラックスーツを着用しこちらの様子を伺っている視線を痛いほど感じる…
そそくさとその場を去ったのであった(苦笑)
つづく