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前回は、スーツの起源が
動きやすく防寒に強い洋服として作成されたものと書きました。

たしかにスーツは明らかに夏の着用には向いておらず、
日本の夏のビジネスウェアから消えつつあります。
悲しいことです。

しかし本来のルーツからすれば、
日本のクールビズという制度は相手を尊重して敬意を払うと言う
ビジネスウェアの着こなしとしてはありえない着こなしなのです。

今回は前にも書きましたが、シャツについての考え方です。

元来シャツは肌着だと書きました。
では肌着とは何なのでしょうか?

肌着とは素肌に着用し、
体から出る汗や油を吸収し、
その汚れが上着に直接付かず、
汚れないようにするのが目的です。

特に汚れやすい首筋は、
シャツの衿が上着の後ろ衿から1~1.5cmぐらい見えるように仕立てます。
首筋の汗や油をシャツで吸収するためなのです。

カフスも同様に袖口より1~1.5cm出すことで、
ジャケットの袖口が汚れないようにしているんです。

最近では上着の袖丈を長めに着る人もいらっしゃいますが、
正しいルーツを知ると必然的にNGなのがお分かりいただけるかと思います。
 
シャツの話題なので、もうひとつ。

日本では当たり前のように人前でジャケットを脱ぎますが、
これもまたNGなのです。

何回も言いますが、シャツは肌着です。

ビジネスや大切な場面、大切なお客様の前で
肌着一枚の姿になることは明らかにマナー違反というかそれ以前の問題です。

肌着を見せないようにジャケットを着用することが大切になります。

ただし、ジャケットを脱いでもいい例外があります。
それはベストを着用しているときです。

ベストはウエストコートとも呼ばれ、
胴体の部分を隠すことで、
ジャケットと同じ役割りを果たすので、
人前でジャケットを脱いでも失礼に当たらないのです。

こんな理由でビジネスウェアにおけるシャツは長袖が必須
半袖シャツでビジネスをすること自体、
スーツのルーツからすれば考えられない着こなしなのです。

Posted by ゑみや洋服店 at 14:42 | コメントは受け付けていません。 | トラックバック(0)

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